タマネギ規格確認 玉の肥大順調に良質出荷見込む
2025/4/15
JAあいち中央碧南玉葱部会は4月15日、碧南市港本町のJA碧南営農センターで、2025年産「へきなんたまねぎ」目ぞろえ会を開きました。部会員や県、市場関係者、JAあいち経済連ら約75人が参加。販売情勢や出荷方法、出荷規格などを確認しました。
部会では、水分が多く実の柔らかい極早生品種を「へきなんサラダたまねぎ」のブランド名で、実がしっかり締まっている早生や中生、晩生の品種は「へきなんたまねぎ」のブランド名で出荷しています。
25年産は、冬場の乾燥と低温により生育が遅れたものの、3月以降は気温上昇と適度な降雨もあり概ね順調に生育。4月上旬までは小玉の出荷がやや多くなったが、これから玉肥大が進むことから、良質な「へきなんたまねぎ」の出荷が見込まれます。
部会商品管理チームの磯貝保夫リーダーは「碧南産のタマネギは『品質が良い』と最後まで評価され、求められるように出荷していただきたい」と、同チームの鈴木光司副リーダーは「部会全体で品質のそろった出荷を行うためにも、しっかりと規格を確認してほしい」とあいさつしました。
碧南市は県内有数のタマネギ産地。部会員131人が約90ヘクタールで栽培しています。6月末までに総出荷量6500トンを目指します。
出荷規格を確認する部会員ら
タマネギ配って交通安全声かけ
2025/4/15
碧南警察署、碧南市、交通安全協会碧南支部、JAあいち中央碧南玉葱部会などは4月15日、同市久沓町の久沓町4丁目交差点付近で、同市特産のタマネギ「へきなんサラダたまねぎ」を配って交通安全を呼びかける運動を行いました。
春の全国交通安全運動の一環で、同部会役員や同協会支部員など約60人が参加。同部会は、旬を迎えているブランドタマネギ「へきなんサラダたまねぎ」500個を提供しました。参加者は交通安全を啓発する資材と併せ、袋に入ったタマネギを停車した車の運転手や同乗者に手渡しました。
小澤利英部会長は「タマネギの丸い形を交通事故ゼロと結び付け、交通安全と地元農産物をPRできた。たくさんの人に『へきなんサラダたまねぎ』を食べてほしい」と話しました。
タマネギを手渡し、交通安全を呼びかける小澤部会長
特産タマネギ給食で味わって
2025/4/10
JAあいち中央碧南玉葱部会は4月10日の「愛知の新たまねぎの日」に合わせて、碧南市内の保育・こども園、小・中学校に同部会が栽培する「へきなんサラダたまねぎ」約272キロを寄贈しました。同市内の子どもたちの食育と地産地消の取り組みで、寄贈された「へきなんサラダたまねぎ」は4月11日の給食メニューに使われました。
「へきなんサラダたまねぎ」は、JA職員が市内の給食センターと保育・こども園を訪れ、手渡しました。保育・こども園には葉付きのタマネギも提供し、保育士が色や形、食べ方などを園児に紹介しました。小・中学校12校では豆腐ハンバーグの桜色あんかけなどに、保育・こども園16園では新たまたっぷりミートスパゲッティなどに調理され、給食で提供されました。
部会事務局を務めるJA営農部碧南園芸課の安面圭悟係長は「地元のブランドタマネギ『へきなんサラダたまねぎ』を食べて、地元の野菜に愛着をもってほしい」と話しました。
碧南市は県内一のタマネギ産地。部会は131人が90ヘクタールでタマネギを栽培。「へきなんサラダたまねぎ」は生産者の約7割が約28ヘクタールで栽培しています。
保育園で「へきなんサラダたまねぎ」を
手渡すJA職員(右)
へきなんサラダたまねぎをPR
2025/4/6
JAあいち中央碧南玉葱部会は、4月10日の「愛知の新たまねぎの日」に合わせて、4月6日に碧南市江口町の農業活性化センターあおいパークで、特産「へきなんサラダたまねぎ」のPRイベントを開きました。4月10日は、「41(良い)」「0(タマネギ)」と読む語呂合わせと、愛知県の新タマネギの出荷がピークを迎えることから、2011年にJAあいち経済連が日本記念日協会に登録しました。
部会は、3月下旬~4月下旬の期間限定で、極早生タマネギの中から辛みの少ない品種を選び「へきなんサラダたまねぎ」のブランド名で出荷します。柔らかくてみずみずしく、辛みが少ないので水にさらさなくても生のまま食べられるのが特長です。
イベントでは、1袋300円で参加できる「へきなんサラダたまねぎ」の詰め放題を行いました。提供した「へきなんサラダたまねぎ」は1.16トン。参加した329人は、同部会員らと協力しながら袋いっぱいに詰めていきました。碧南市でニンジンやタマネギを作る生産者らの有志で構成する「人参玉葱PR会」による試食提供も行われ、「へきなんサラダたまねぎ」と酢・カチリを和えたものや赤シソ粉を和えたもの、卵とじを提供し、来店者に食べ方も含めてPRしました。
参加者は「新タマネギは大好き。『へきなんサラダたまねぎ』は初めて食べるので楽しみ」「まずはサラダで食べる。たくさん詰められたので、スープやカレーなどいろいろな料理で楽しみたい」と笑顔で話しました。
部会の小澤利英部会長は「今年もおいしい『へきなんサラダたまねぎ』ができている。柔らかく辛みが少ない『へきなんサラダたまねぎ』をたくさんの人に食べてもらいたい」と話しました。
部会では、131人が約90ヘクタールでタマネギを栽培し、県内一の出荷量を誇ります。「へきなんサラダたまねぎ」は生産者の約7割が約28ヘクタールで栽培。今後は、早生、晩生タマネギと品種を変えながら、6月下旬まで出荷が続きます。総出荷量は約6500トンで、内「へきなんサラダたまねぎ」は約1500トンを見込んでいます。
「へきなんサラダたまねぎ」を袋に詰める参加者ら
碧南のタマネギ 知事に品質PR
2025/4/4
JAあいち中央碧南玉葱部会は4月4日、同部会の小澤利英部会長が小池友妃子碧南市長、渥美純一組合長らとともに名古屋市中区の愛知県知事公館を訪れ、大村秀章知事を表敬しました。碧南市のブランド農産物「へきなんサラダたまねぎ」2ケース(1ケース10キロ)を手渡し、同市が県内一のタマネギ産地であることや「へきなんサラダたまねぎ」の2025年産の生育状況などを話し合いました。
小澤部会長は「今作は生育が少し遅れているものの、良質なタマネギができている。『へきなんサラダたまねぎ』の柔らかさは日本一だと自負している。多くの人に『へきなんサラダたまねぎ』を味わってほしいので、知事もいろいろなところでPRしていただけるとありがたい」と話しました。
同市はタマネギの指定産地に認定されており、県内一位の出荷量を誇ります。今年度、同部会は3月中旬から6月下旬まで約6500トンを出荷予定。なかでも、「へきなんサラダたまねぎ」は4月下旬までの限定出荷で中京市場を中心に北陸や東北方面へ約1500トンを見込んでいます。
「へきなんサラダたまねぎ」をPRする大村知事(左から3人目)と小澤部会長(右から3人目)
特産タマネギ 無通告で検査
2025/4/3
JAあいち中央碧南玉葱部会は4月3日、碧南市港本町のJA碧南営農センター内集出荷場で、ブランドタマネギ「へきなんサラダたまねぎ」の品質検査を行いました。部会では「へきなんサラダたまねぎ」の品質の維持・向上のため、年に1回、無通告で検査しています。7年目の取り組みで、毎年出荷最盛期の4月上旬に行っています。
当日は、生産者ごとに1ケースずつ無作為に、出荷された「へきなんサラダたまねぎ」を抜き取り、部会員やJA、県の職員ら15人が検査しました。重量や入り玉数の他、形状や傷など12の評価項目について、生産者ごとに検査結果をまとめました。結果は個別に通知します。
部会の商品管理リーダーを務める磯貝保夫さんは「品質の良いものは消費者に喜んでもらえるが、規格外やキズありのものは売れ残りやクレームにつながってしまうため、部会員の目をそろえるためにも検査している。厳しい目で検査し、部会全体の品質の底上げ・統一を目指していく」と話しました。
碧南市は県内有数のタマネギ産地で、部会員131人が90ヘクタールで栽培しています。部会は3月中旬から4月下旬までの期間限定で、辛みの少ない極早生品種を厳選して、「へきなんサラダたまねぎ」のブランド名で出荷しています。「へきなんサラダたまねぎ」は、部会員の7割が、28ヘクタールで取り組んでいます。
「へきなんサラダたまねぎ」を入念にチェックする磯貝さん(左)ら
春をお届け へきなんサラダたまねぎ 1500トン出荷へ
2025/3/13
碧南市内で、極早生タマネギ「へきなんサラダたまねぎ」の収穫がスタートしました。JAあいち中央碧南玉葱部会は、極早生で辛味が少ない品種を限定して「へきなんサラダたまねぎ」のブランド名で出荷しています。部会は131人が約90ヘクタールでタマネギを栽培。その内生産者の約7割が約28ヘクタールで「へきなんサラダたまねぎ」を栽培しています。収穫の最盛期は3月下旬から4月上旬で、出荷は4月末までの期間限定です。
2025年産は、夏以降も長引いた高温や定植期の11月の大雨の影響で病気が発生し、苗の数がやや減少。生育期間の12月以降の乾燥と低温で1週間ほどの生育遅れがみられるが、品質は良好。今後の気温上昇で玉の肥大が期待でき、4月末までに1500トンの出荷を見込んでいます。中京市場を中心に北陸地方への出荷を行っている他、JA農産物ネット販売サイト「碧海そだち~オンラインショップ~」でも取り扱われています。
部会の杉浦勇二副部会長は3月13日、碧南市葭生町の圃場で「へきなんサラダたまねぎ」を収穫しました。実が柔らかいため機械ではなく、手作業で収穫し、葉と根を鎌やハサミで切り落とします。1~2日乾燥させた後、選果・選別して箱詰めします。
杉浦副部会長は「今作は苗づくりに苦労したが、非常に良くできている。『へきなんサラダたまねぎ』というネーミングのように、生のままサラダで食べてほしい。春らしく甘くてシャキシャキした食感を楽しんで」と話しました。
部会では4月10日の「愛知の新たまねぎの日」を先取り、6日に同市江口町の碧南市農業活性化センターあおいパークで「へきなんサラダたまねぎ」のPRイベントを開く予定です。
「へきなんサラダたまねぎ」を手作業で
収穫する生産者
良質出荷へ確認 極早生タマネギ 消費者に応える
2025/3/10
JAあいち中央碧南玉葱部会は3月10日、碧南市港本町のJA碧南営農センターで「2025年産(24年播種)碧南極早生玉葱目ぞろえ会」を開きました。部会員やJAあいち経済連、市場関係者、JA職員ら約60人が参加。市場情勢や出荷方法、出荷基準に関する申し合わせなどを行った後、サンプルを手に取り、形状や大きさなど出荷規格を確認しました。
部会では、辛みの少ない極早生品種を厳選して「へきなんサラダたまねぎ」のブランド名で4月末まで期間限定出荷しています。辛みが少ないため、生で食べる際に水にさらさずに食べられることから、消費者からの人気も高まっています。
25年産は、定植期の11月の大雨や高温による病害や12月以降の乾燥と低温により、5日程の生育遅れがみられますが、品質は良好。今後の気温上昇で、玉の肥大が期待でき、出荷のピークは例年通り3月下旬から4月上旬と見込んでいます。
部会の商品管理部門の磯貝保夫リーダーは「いよいよ出荷が始まる。改めて資料や実物を確認して厳しい目で作業してほしい。乾燥・選果・選別をしっかり行い、『へきなんサラダたまねぎ』のブランドの価値と信用を落とさないように出荷していただきたい」とあいさつしました。
碧南市は県内有数のタマネギ産地。部会員131人は、約90ヘクタールでタマネギを栽培。極早生から早生、晩生と続き、6月末まで出荷します。「へきなんサラダたまねぎ」は、部会員の約7割が約28ヘクタールで栽培しています。
サンプルを見て出荷規格を確認する
部会員ら
碧南市タマネギ 履歴の中間検証
2025/2/21
JAあいち中央碧南玉葱部会は2月18~21日の4日間、碧南市内2カ所の営農センターを窓口として、タマネギの栽培履歴中間検証を行いました。3月中旬から出荷が始まるタマネギの安全性を検証するために、毎年この時期に行われています。
部会員は9月の播種から2月中旬までに行った防除や施肥を記録した栽培履歴を持ち込み、JA職員が使用基準に則っているかや生育状況などを確認しました。4日間で圃場にして約350箇所分の栽培履歴が持ち込まれました。
JA営農部碧南園芸課の担当者は「今作は定植期の11月に多雨と高温が重なり病気の出る圃場が多く、特に防除が肝要な作となっている。ここから気温も上昇し病害虫に一段と警戒が必要となるため、適切な防除を呼びかけ安全・安心で品質良好なタマネギを多く出荷できるようにしていきたい」と話しました。
同市は県内一のタマネギ産地。部会では、131人が約90ヘクタールで栽培しています。このうち特産の「へきなんサラダたまねぎ」は約28ヘクタール。辛味の少ない極早生の7品種を厳選して、「へきなんサラダたまねぎ」のブランド名で販売しています。
栽培履歴を確認するJA職員(右2人)