碧南のクルクマ
あまりなじみのない花ではありますが、碧南地区の生産者がいち早く着目し、平成4年(1992年)に栽培を開始して以来、平成9年(1997年)には部会として活動を始めました。
シャロームが主力品種で全体面積の半分以上を占め、主に仏花として新・旧盆に需要が高い花です。その他の品種もアレンジ等の需要開拓の次世代品種として活発に栽培拡販を行っています。市場評価は全国トップの品質です。
クルクマデータ
生産量 | 約35万本 |
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栽培面積 | 約1.1ヘクタール |
出荷時期 | 6月上旬~10月下旬 |
品種 | シャローム、チョコゼブラ、メーテン、モンブラン、ロータスホワイトなど |
部会員 | 8人 |
(令和6年3月31日現在)
クルクマとは
クルクマは、東南アジア原産のショウガ科に属する球根植物で、元々はその根茎が食用や薬用として利用されていました。 暑さに強く、蓮の花に似ていることもあり、夏の仏花として定着してきましたが、最近ではブライダル・アレンジフラワーも使われるようになってきました。日持ちが良いため、夏場でも切り花で2週間程度楽しむことができます。ただし、寒さは苦手なので、冷房の冷気が直接当たる場所は避ける必要があります。 ピンク色の花びらのようなものは包葉(ほうよう:葉の一種)で、その下にある小さい紫色のものが本当の花です。
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【営農部碧南園芸課】 TEL:0566-42-3570