地域の特産本番 小玉スイカ本格化
2022/6/7
露地野菜部会
JAあいち中央管内の刈谷市北部地区で、特産の小玉スイカの収穫が本格化しています。JA刈谷露地園芸部会のグループ「SKI」が、7月上旬まで県内を中心に2万5000玉の出荷を予定しています。今年は5月上旬から気温が低く、着果のバラつきといった影響があったものの、その後は気温も上がり昼夜の寒暖差もあったことから甘み充分の小玉スイカとなっています。
品種は「おおとり2号」。果肉は鮮やかな黄色で甘味が強く、皮が薄いのが特徴。重さは2.5~3キログラムで、直径は20センチメートルほどとこぶり。中京市場を通じて大手量販店に流通する他、同JAの産直センター刈谷北部やオンラインショップ「碧海そだち」で販売されます。
同グループの川上充士さんは約30アールで小玉スイカを栽培します。朝7時から三人で1~2時間ほどかけ、日量200~300玉を収穫しています。1玉ずつ丁寧に拭いた後、大きさや形を見ながら選別し、箱詰めします。川上さんは「例年通りのとてもおいしいスイカができたので、たくさんの人に食べてもらいたい。収穫期間が1カ月程度と短いので、今しか味わえない旬を味わって欲しい」と話しました。
収穫したスイカをトラックに積む
川上さん
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