梨栽培の摘果学ぶ 早めで大玉果
2022/4/21
梨生産部会
JAあいち中央梨生産部会は4月21日、安城市内の3ヶ所で梨の栽培指導会を開きました。部会員や県、関係業者ら約50人が参加し、摘果、病害虫対策に関する情報など4月後半から5月までの栽培管理を確認しました。
県西三河農林水産事務所農業改良普及課の河村直紀主任専門員が摘果作業や病害虫防除のポイントを押さえながら説明しました。「雨予報が続いている。雨前は病害虫の防除作業をしっかり行うことが重要。例年病気がよく出るところは薬剤の掛かりが悪いと思われるので、しっかり掛かるように意識して作業してほしい」と呼びかけ、「今年も気温は高めの予報が出ており、生育は前進化すると思われる。葉をなるべく早く展開させることで果実は大きく甘くなるので、摘果作業はしっかりと早めに行ってほしい」と話しました。
同部会では83人が約36ヘクタールで「愛甘水」「甘ひびき」「幸水」「豊水」「あきづき」「新高」の6品種を栽培。主力品種の「幸水」は総生産量の5割を占めます。
車座になって説明をきく部会員ら
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