チンゲンサイ収穫がピーク
2022/4/20
チンゲン菜生産部会
JAあいち中央管内の安城市でチンゲンサイの収穫が最盛期を迎えています。JA管内は県内一のチンゲンサイの生産地。ハウス栽培で一年を通じて周年出荷しているが、日照時間が長く気候も良い3月~6月にかけて収穫量が増えていきます。現在、安城市赤松町のJA総合センター内多目的総合集出荷場で日量約3500ケース(1ケース2キロ)を中京市場に出荷しています。
同市内で、約90アールのハウスでチンゲンサイを栽培しているJAチンゲン菜生産部会の大橋正樹部会長は、家族やパート従業員ら約10人で定植・収穫・箱詰め作業などを進めます。一株一株手作業で収穫したチンゲンサイは、根を切り落とした後、形を整え、大きさを確認しながら箱詰めします。大橋さんは「葉と根元で食感が異なり、クセのないのがチンゲンサイの特徴。中華料理のイメージがあるが、和洋中どの料理にも合うので、ぜひ食べてもらいたい」と話しました。
同部会では、10人が約6.6ヘクタールのハウスでチンゲンサイを栽培。ハウスの一角を仕切ったスペースで、暖房機を利用した苗の安定生産を図り、ハウスの有効利用と経費節減、苗の移動距離短縮による省力化を実現した結果、年間8~9回の周年栽培体系を確立。年間作付け延べ面積約55ヘクタールで総出荷量1400トンを目指します。
一株ずつ手作業でチンゲンサイを収穫する大橋さん
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