クルクマ定植作業が順調
2022/3/31
クルクマ部会
JAあいち中央管内の碧南市で、クルクマの定植作業が順調に行われています。JA碧南クルクマ部会では8人が約1.1ヘクタールのハウスで、苞葉がピンク色の「シャローム」を中心に、緑色の「チョコゼブラ」、白色の「モンブラン」など13品種を栽培します。「シャローム」が全体の7割を占めます。
クルクマは東南アジア原産のショウガ科の植物。暑さに強く、ハスの花に似ていることから主に仏花として用いられるため、新盆、旧盆の需要に合わせて栽培。夏場も日持ちが良く明るい色の品種が多いことから、近年はブライダルや花束、フラワーアレンジメント用の人気も高いです。
6月中旬から10月下旬まで、東北、関東を中心に甲信越、中京市場に約35万本の出荷を計画しています。
大岡宏充部会長は、ハウスの約10アールで主力品種の「シャローム」など3品種を栽培。肥料を施し整地した畑に、1畝に4列、約20センチ幅で、冬の間に養成したクルクマの球根を定植していきました。8月中旬の需要ピーク期に向けて灌水・温度管理など作業を進めていきます。
大岡部会長は「クルクマをPRし続けて少しずつ夏の花として定着したが、今後もPRに力を入れより多くの人に知ってもらえるように活動していく。需要期にたくさん提供できるようにしっかりと管理していきたい」と話しました。
一つ一つ手作業で定植される
クルクマの球根
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