春の味覚良い品を 極早生タマネギサンプルで確認
2022/3/14
碧南玉葱部会
JAあいち中央碧南玉葱部会は3月14日、碧南市港本町のJA碧南営農センターで「2022年産碧南極早生玉葱目ぞろえ会」を開きました。部会員や県、JAあいち経済連の関係者ら約70人が参加。市場情勢や出荷方法、出荷基準に関する申し合わせなどを行った後、サンプルを手に取り、形状や大きさなどを確認しました。
部会では、辛みの少ない極早生品種を厳選して「へきなんサラダたまねぎ」のブランド名で4月末までの期間限定出荷しています。辛みが少ないため、生で食べる際に水にさらさずに食べられることから、消費者からの人気も高まっています。
22年産は、9月の播種後、育苗期にかけては大きな天候の崩れもなく概ね順調に生育。年明けから低温が続き生育の遅れが心配されたが、2月下旬から3月になり気温が上向いてきたことから順調に生育。良質な「サラダたまねぎ」の出荷が見込まれます。
同部会の商品管理チームのリーダーを務める小笠原一仁さんは「しっかり目をそろえていただき、碧南のタマネギとして胸を張って出荷できる荷造りをしていきたい。品質の維持・向上を通じてブランドの強化を図っていくため、部会員の協力が欠かせない」とあいさつしました。
碧南市は県内有数のタマネギ産地。148人の部会員が100ヘクタールで栽培しています。極早生から早生、晩生と続き、6月末まで出荷します。「へきなんサラダたまねぎ」は、約7割の部会員が29ヘクタールで栽培しています。
サンプルを見て出荷規格を確認する
部会員ら
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