スイートコーン形状や色沢確認
2022/6/9
JAあいち中央碧南スイートコーン研究会は6月9日、碧南市港本町のJA碧南営農センター内集出荷場で、スイートコーン目ぞろえ会を開きました。生産者や市場関係者、JAあいち経済連、JA職員ら約10人が参加しました。形状や色沢、先端不稔の大きさといった出荷基準、伝票記入や規格などの出荷方法を確認しました。
同市では16人の生産者が約20ヘクタールで「味来」や「ドルチェドリーム」などの品種を栽培。糖度が高く、生でも食べられるほど粒や皮が柔らかい「味来」が約9割を占めます。
岐阜中央青果株式会社の足立哲教さんは「これから愛知県のスイートコーンが本格出荷を迎える。ここ何日かの気温高で生育も追いついてきた。例年よりも多く出荷されそうと聞いている。徐々に売り場を広げていきたい」と話しました。
JAあいち経済連園芸部西部販売課の滝本哲也さんは「いろいろな産地が増えてくるという中での販売。マルチ等資材価格の高騰もある中で少しでも生産者に還元できるよう販売していきたい」と話しました。
今年は2月の播種以降、気温が低かったため、例年より3日ほど生育が遅れていますが、病害虫の発生は少なく、例年どおり高品質な仕上がり。7月中旬まで、地元産直店舗や大手量販店、中京市場へ出荷します。JA農産物ネット販売サイト「碧海そだち~オンラインショップ~」でも販売します。
サンプルを見て出荷規格を確認する
部会員ら