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トピックスレポート

初夏の味お待たせ 特産の赤シソ生育状況確認

2022/5/24

しょうが・しそ部会

JAあいち中央管内の碧南市で、特産の赤シソの収穫が始まりました。今年は3月の播種以降、気温が低く出荷の遅れが予想されたが、生育時に雨が続いたことから回復。例年並みの出荷となりました。色・ツヤ・品質ともに良好な出来。JA管内は愛知県内一の産地で、和歌山県など梅産地の出荷ピークに合わせて出荷しています。

JA碧南しょうが・しそ部会は、11戸が約13ヘクタールで赤シソを栽培。現在は、日量約1300ケース(1ケース300グラム×10袋)を集荷。出荷は5月25日から始まり、7月上旬まで名古屋や岐阜といった中京市場を中心に、関西、関東、北陸地方へ総出荷量120トンを見込みます。

85アールで栽培する石原光雄さんは、朝6時30分から収穫作業を行っています。生育状況を確認しながら、専用の機械で軸が入らないよう浅めに上部を刈り取っていきます。収穫した赤シソは水洗いした後、葉を傷めないようネットに入れて機械で脱水。その後、軸の長さを確認して袋に詰めます。部会は、出荷基準に軸の長さを設けています。消費者には、軸が短いので軸取り作業の手間が減ると喜ばれています。JAは、鮮度を保つために出荷後に予冷処理し、保冷車で運びます。

石原さんは「赤シソは煮だしてレモン汁を少し搾るだけで、とても鮮やかでおいしいジュースになる。碧南の旬をぜひ味わってほしい」と話しました。

  • 写真専用の機械で収穫される赤シソ

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