大規模漏水対策 市長に支援要請
2022/5/24
JAあいち中央は5月23、24日の両日、JA管内5市(碧南、刈谷、安城、高浜、知立)の市長へ明治用水漏水災害の対策にかかる支援を要請しました。市による水道水の提供を感謝するとともに、状況を共有しました。
23日には、JAの石川克則組合長が安城市桜町にある同市市役所を訪れ、神谷学安城市長に要請書を手渡しました。
石川組合長は「水稲は一週間が勝負どころ。被害がどれくらい出るかはまだ分からない。速やかな復旧に加え、支援策も要望したい」と話しました。
神谷市長は「市内の河川は水量が少なく、ポンプアップに限界がある。手を尽くして、市としても水の確保に向けた支援をしていきたい」と話しました。
JA管内5市は安城市を中心に明治用水の受益面積が大きく、用水全体の約8割を占めます。水稲だけでなく、特産の梨やイチジクなど園芸作物への影響も懸念されています。
神谷市長(左)に要請書を手渡す
石川組合長(右)