タマネギ共進会 最高賞に岡本さん
2022/5/18
JAあいち中央は5月18日、碧南市港本町のJA碧南営農センター内集出荷場で「2022年度玉葱品質改善共進会」を開きました。JA管内のタマネギ生産者が「七宝早生7号」などを中心に48点を出品。最高賞の愛知県知事賞に、同市荒子町の岡本雅彦さんが選ばれました。
県や市、JAあいち経済連の関係者ら11人が、形やそろい、大きさ、色を審査した。県西三河農林水産事務所農業改良普及課の山科裕子主任は「冬期の低温により生育停滞が心配されたが、3月中旬から温暖な気候と適度な降雨により回復した。出品されたタマネギは良質で、玉ぞろいの良いものが多かった」と講評しました。
JAの鈴木重幸経済担当常務は「共進会の目的には生産者の栽培技術の向上がある。受賞された生産者から栽培の工夫や管理方法を学び、さらなる品質向上に役立ててもらいたい」と話しました。
部会では148人が100ヘクタールで栽培。県内一の出荷量を誇ります。6月末までに8000トンの出荷を目指しています。
その他の上位入賞者は次の通り。
碧南市長賞=榊原伸良
あいち中央農業協同組合長賞=山中重信
愛知県経済農業協同組合連合会会長賞=榊原利彦
中京地域青果卸売市場愛知会長賞=加藤弘和
(敬称略)
タマネギの形やそろい、大きさなどを確認する審査員