4月19日「良いキュウリの日」小学校で出前授業
2022/4/19
胡瓜生産部会
安城市や西尾市など西三河のキュウリ生産者で構成する西三河冬春きゅうり部会は、4月19日の「良いきゅうりの日」に、安城市と西尾市の保育園、幼稚園、小・中学校の給食用に、両市合わせて約310キログラムのキュウリを贈りました。
同部会はJAあいち中央胡瓜生産部会とJA西三河きゅうり部会で構成。地元特産のキュウリのおいしさを知ってもらおうと、2007年に「良いきゅうりの日」を日本記念日協会へ登録しました。例年この日に合わせ、部会員が小学校で地元のキュウリをPR。20年以降は新型コロナウイルス感染症の影響で活動を自粛しており、小学校への訪問は3年ぶりとなります。
安城市篠目町の安城市立梨の里小学校には、同部会役員や県、市、JA職員ら12人が訪問。4年生31人に、同部会の特徴的な栽培方法の「つるおろし栽培」を紹介したり、キュウリの花を手に取って見せたりと、キュウリに関する授業を行いまいた。JAあいち中央オリジナルキャラクターの「キューワン」も授業に駆け付け、児童たちと楽しく学んだ。授業の最後には、児童らに地元産のキュウリ(1袋3本入り)がプレゼントされました。
給食には地元のキュウリを使った「きゅうりとキャベツのこんぶあえ」(小・中学校)、「しそきゅうり」(保育園・幼児園・こども園)が出され、生産者は児童らがおいしそうに食べる姿を見守りました。
JAあいち中央胡瓜生産部会の大屋卓久部会長は「子どもたちがしっかり話を聞いてくれて大変良かった。質問も出始めたら止まらず、驚いた。給食を黙食するのはかわいそうだったが、どの子どもたちもおいしそうに食べていて嬉しかった」と話しました。
同校の正村理代子教頭は「児童からたくさんの質問が上がり、関心の高さがうかがえた。地産地消を通じて、単に野菜がスーパーに販売されているものではなく、背景に地元の農家の方が一生懸命つくっているという事を知ってほしい」と話しました。
生産者やキューワンと楽しくキュウリを学ぶ児童ら
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