エダマメ種まき 適期作業徹底を
2022/4/10
JAあいち中央管内の碧南市で、4月上旬からエダマメの種まきが始まりました。同市内では、特産である秋冬ニンジンと春夏タマネギをローテーション栽培している農家が多くあります。端境期の収入源としてエダマメの栽培を始め、7年前に研究会を立ち上げました。現在は5人の会員が約1.3ヘクタールで栽培しています。
エダマメは温度変化によるストレスで劣化しやすいが、同会では品種の選定や種まき時期の見極めなど栽培技術を向上し、面積・収量を増加やしてきました。JAでは、4キロ段ボールに詰められたエダマメを荷受けし、1日予冷したものを出荷します。出荷期間は6月下旬から7月下旬まで。中京市場を中心に約8トンの出荷を見込んでいます。
碧南市川口町でエダマメを栽培する杉浦智幸さんは4月10日、施肥して成形した120センチ幅の畝に、20センチ間隔で種をまきました。「6月の開花期に入れば、かん水が欠かせない。暖かくなるにつれて、防除もしっかりと行わなければならない。適期作業で品質の良いエダマメを生産できるようすすめていきたい」と話しました。作業は5月上旬まで続く予定です。
エダマメを播種する杉浦さん