JAあいち中央

トップページ

お問い合わせ

サトイモ規格を変更 孫芋ばらし負担減

  • さといも部会

2025/11/28

  • サンプルを見ながら出荷規格を確認する部会員ら

JAあいち中央さといも部会は11月28日、刈谷市東境町のJA旧刈谷北部ライスセンターで目ぞろえ会を開きました。部会員や市場関係者ら8人が参加。出荷規格の見直しを話し合った他、持ち寄ったサトイモで詰め方、品質、選別調整方法などを確認しました。今年は生育期の夏の猛暑・乾燥などにより小玉傾向にあるものの、収量は平年並みを見込んでいます。

部会は13人が約40アールでサトイモを栽培。昨年度までは、子芋と孫芋をくっつけた状態で出荷していましたが、接着部分を手作業で泥を落とさなければならないため手間がかかっていました。今年度からは子芋と孫芋をバラした状態で出荷することで負担を軽減し、出荷量の増加を狙います。紙袋(1袋900グラム)に入れ、「刈谷の里芋」として段ボールに詰めて出荷。12月4日からJA刈谷営農センターでの荷受けが始まります。

部会の早川清巳部会長は「今までの出荷規格では、仕上げ作業が大変だった。出荷規格を変更することで、効率良く作業ができるようになり、続ける気持ちが出てくる。柔らかくておいしい『刈谷の里芋』を多くの人に届け続けたい」と話しました。