トピックスレポート
今年も品質に期待 冬ニンジン順調 サンプルで確認
- 碧南人参部会
2025/11/18
サンプルを見て出荷規格を確認する部会員ら
JAあいち中央碧南人参部会は11月18日、碧南市港本町のJA碧南営農センターで「2025年度産碧南冬にんじん目ぞろえ会」を開きました。部会員や県、JAあいち経済連、市場関係者ら約80人が参加。ニンジンの市場情勢や出荷方法、出荷基準に関する申し合わせをした後、サンプルを手に取り、形状や大きさなどを確認しました。
25年度産は、8月下旬からの播種以降、台風による大きな影響はない一方、高温や乾燥、害虫の被害に対して生産者による適正な栽培管理が行われ、順調に生育。同市特産のブランドニンジン「へきなん美人」の出荷が11月14日から始まっています。
部会の加藤浩孝部会長は「市場からの『へきなん美人』の評価は高く、今年も期待してくれている。しっかりと目をそろえて、多くの『へきなん美人』を出荷し、良いシーズンにしていきたい」とあいさつしました。
JAあいち経済連の川北陽平課長は「生育状況を共有し、市場や量販店に伝えて、売りたい時に売れるようにしたい。お客様から『へきなん美人』を安心して買ってもらい続けられるような出荷をお願いしたい」と話しました。
部会は、同市南部地区を中心に101人が116ヘクタールでニンジンを栽培。愛知県内一の出荷量を誇ります。中京市場を中心に北陸や関西方面へ、3月まで7000トンの出荷を目指します。1~2月をピークに2月まで「へきなん美人」のブランド名で、3月は「へきなんにんじん」として出荷します。
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