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良質めざし規格確認 秋冬ダイコン 濃厚な味特徴

  • 刈谷露地園芸部会

2025/10/31

  • 出荷規格を確認する生産者ら

JAあいち中央刈谷露地園芸部会は10月31日、秋冬ダイコンの出荷を前に、刈谷市東境町のJA旧刈谷北部ライスセンターで目ぞろえ会を開きました。部会員や市場担当者ら8人が参加。部会員が持ち寄ったサンプルを見ながら出荷規格を確認し、目をそろえました。

今年は播種時期の9月上旬に雨が少なく、発芽が遅れたことで生育の遅れが心配されましたが、出荷は例年並みの11月7日から始まります。病害虫による大きな影響はなく、品質は良好。主に県内市場へ12月下旬まで出荷し、約6千ケース(1ケース10キロ)の出荷を見込んでいます。

部会の野々山智部会長は「今年も不安定な天候で栽培に苦労したが、品質の良いダイコンができている。この地域のダイコンは味が濃いので、ダイコンの味がよくわかる『ふろふきダイコン』や甘みを感じられる『大根おろし』などにして味わってもらうことがおすすめ。たくさんの人に食べてほしい」と話しました。

同市北部地区は古くからダイコン栽培が盛んです。出荷予定の部会員6人が、同地区の丘陵地約80アールで「福味二号」を中心に栽培しています。