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特産ニンジン 適切に間引き

  • 碧南人参部会

2025/9/22

  • 適期に行われる間引き作業

JAあいち中央管内の碧南市で、特産ニンジン「へきなん美人」の間引き作業が9月中旬から始まりました。今作は、昨年度の虫害による生育不良等の反省を生かして害虫の発生予察を行い、早期防除を徹底したことから順調に生育しています。

JA碧南人参部会では、大きさのそろったニンジンを出荷するため、10アール当たり10万粒のコート種子をまき、本葉5枚前後に生長したことを目安に間引きしています。

部会の磯貝荘司さんは、約40アールでニンジンを栽培。生育状況を確認して、8センチ間隔になるように手で間引いていきます。磯貝さんは「形状、そろいの良いニンジンを作るため、間引きは重要な作業。適切な間隔と良いニンジンを残すことを、気をつけながら間引いている。今後も適切な栽培管理を行い、『へきなん美人』の名にふさわしいニンジンを作っていく」と話しました。

同市は県内一のニンジンの産地。部会は、同市南部地区を中心に101人が約110ヘクタールで栽培しています。ニンジン独特の臭みが少なく甘味が強いのが特徴で「へきなん美人」のブランド名で、中京市場を中心に、北陸や関西地方に出荷しています。
間引き作業は10月中旬まで行われる予定です。