JAあいち中央

トップページ

お問い合わせ

ニンジン種まき良質栽培に意欲

  • 碧南人参部会

2025/9/3

  • 播種機を使ってニンジンの種を播く杉浦さん

JAあいち中央管内の碧南市で、ニンジンの播種作業が本格化しています。同市は県内一のニンジンの生産量を誇ります。JA碧南人参部会は同市南部地区を中心に、109人が約110ヘクタールでニンジンを栽培し、約5349トンを出荷(2024年度実績)。「へきなん美人」のブランド名で、中京市場を中心に、北陸や関西地方に出荷しています。

部会の杉浦光直さんは、碧南市前浜町の圃場でニンジンを栽培しています。9月1日に圃場に肥料を施して土を耕し、3日の早朝に成形機を引きながら畝を作りました。その後、一畝に4列、約3センチ間隔で種をまいていきました。発芽し、本葉が出るまでの間は、天候を鑑みながらほぼ毎日圃場へ散水します。

本葉が2~3枚になる頃には、1回目の間引き作業を行い、4~5枚になる頃に2回目を行います。

杉浦さんは「病害虫による影響を抑えるため、早めの防除を心がけるなど管理を徹底して、今年も例年通り品質の良いニンジンを作れるように努力していく」と話しました。