トピックスレポート
サトイモ巡回 収量、品質期待
- さといも部会
2025/7/9
サトイモの生育状況を確認する部会員ら
JAあいち中央さといも部会は7月9日、サトイモの生育や栽培管理状況を確認するため圃場を巡回しました。部会員や県、薬剤メーカー担当者ら8人が参加し、各圃場で意見を交わしながら品質向上に向けて意識を高めました。
部会員の4か所の圃場を回り、今年の生育状況や病害虫の発生状況を確認し、今後の栽培管理について話し合いました。酷暑や降雨量の少なさが心配されますが、現状の生育は平年並みで良好です。
県西三河農林水産事務所農業改良普及課の中川晴陽技師は「これから親芋と子芋が肥大し、孫芋が増える時期になる。今年は梅雨明けが早く、気温も高いので、土が乾きすぎないよう、かん水管理を徹底してほしい。これから病害虫の発生が多くなると思う。ほ場をしっかり観察し、早めの防除を心がけてほしい」と呼びかけました。
部会の早川清巳部会長は「今のところ生育は順調。このまま育てば収量、品質ともに期待できる。水管理を徹底し、水がしっかり循環するようにしていくなど、酷暑対策をしていきたい」と話しました。
部会は13人が約50アールでサトイモを栽培。11月には目ぞろえ会を開き、11月下旬から翌年1月中旬まで出荷を予定しています。
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