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梨授粉順調 花付き多い

  • 梨生産部会

2025/4/8

  • 梵天を使って受粉作業を行う加藤部会長

愛知県内有数の梨産地、安城市で、受粉作業が4月上旬から始まり、気温の上昇とともに順調に進んでいます。3月の冷え込みにより今年の開花は例年より若干遅れたが、花の付きは例年より多いようです。

JAあいち中央梨生産部会では75人が約34.2ヘクタールで「愛甘水」「甘ひびき」「幸水」「豊水」「あきづき」「新高」の6品種を栽培。主力品種の「幸水」は総生産量の5割以上を占めまする。

部会の加藤浩部会長は、約14.1アールの梨園で栽培しており、4月上旬から受粉作業を始めました。授粉した花を分かりやすくするため、赤い石松子で希釈した花粉を梵天に付け、手早く雌しべに付けていきました。手作業で行うことにより確実な受粉と、着果させたい花を選ぶことができます。気温が低いと受粉率が下がるため、作業は気温15度以上で天気が良く、風が弱い日を選んで行います。

加藤部会長は「実の生らせ方や受粉率を考えながら、花粉を付ける花を見極めて作業している。今後、鳥害や高温障害など心配なことは多いが、目標の収量確保に向け、栽培管理していく」と話しました。

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