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極早生タマネギ 基準目ぞろえ

  • 碧南玉葱部会

2024/3/7

  • サンプルを見て出荷規格を確認する部会員

JAあいち中央碧南玉葱部会は3月7日、碧南市港本町のJA碧南営農センターで「2024年産(23年播種)碧南極早生玉葱目ぞろえ会」を開きました。部会員やJAあいち経済連、市場関係者、JA職員ら77人が参加。市場情勢や出荷方法、出荷基準に関する申し合わせなどを行った後、サンプルを手に取り、形状や大きさなどを確認しました。

部会では、辛みの少ない極早生品種を厳選して「へきなんサラダたまねぎ」のブランド名で4月末までの期間限定出荷しています。辛みが少ないため、生で食べる際に水にさらさずに食べられることから、消費者からの人気も高まっています。

24年産は、9月の播種以降の気温も高く、年明け以降は雨も適度にあったため概ね順調に生育。大玉傾向の一方、分球の発生が懸念されていますが、病害虫は少なく良質な「へきなんサラダたまねぎ」の出荷が見込まれます。

部会の商品管理チームのリーダーを務める磯貝保夫さんは「どの野菜も前進傾向と言われている。この暖かさでタマネギも進んでいる。今日の目ぞろえ会でしっかりと規格を確認し、極早生タマネギの出荷に臨んでいただきたい」とあいさつしました。

JA営農部の林口浩二部長は「市場での販売に対ししっかり価格を維持していくには、どの規格のものがどれだけ出荷できるのかといった情報が大事。規格のそろった高品質のタマネギが消費者や市場の信頼につながり、価格にもつながってくる」と話しました。

JAあいち経済連園芸部西部販売課の足立智也さんは「3月に入り量販店からは春商材の引き合いも強まってくる。「碧南ブランド」の良い品質のタマネギを出荷いただきたい」と話しました。

碧南市は県内有数のタマネギ産地。140人の部会員が約90ヘクタールで栽培しています。極早生から早生、晩生と続き、6月末まで出荷します。「へきなんサラダたまねぎ」は、約7割の部会員が約28ヘクタールで栽培しています。