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産地維持へ努力 梨部会通常総会

  • 梨生産部会

2024/1/16

  • 新役員を代表してあいさつする野々山部会長(奥)

JAあいち中央梨生産部会は1月16日、安城市赤松町のJA総合センター内生活館で2023年度通常総会を開きました。部会員や県、市、市場関係者ら60人が出席。24年度事業計画や予算、役員選出など3議案を承認しました。

23年度梨品質改善共進会表彰では、出荷実績や収量、共撰出荷への貢献度などを総合的に審査し、優秀な成績を収めた6人と1支部を表彰しました。最高位の愛知県知事賞には、安城市和泉町の早川典志さんが輝きました。県西三河農林水産事務所農業改良普及課の河村直紀主任専門員は「今作は病害虫の被害よりも夏場の高温・乾燥による生理障害が問題になった。生理障害の課題は一朝一夕には解決は難しいが、生産者の皆さまと知恵を出し合って少しでも改善できれば」と話し、「今年度から梨塾が開校している。新たな担い手を確保・育成し、安城梨の産地維持を図ることが目的。新規参入者だけでなく、部会員の家族内後継者も対象としている。ご自身の後継者確保のきっかけにもしてほしい」と呼びかけました。

新役員を代表して野々山聡部会長は「部会員のためになる、より良い活動を目指したい。産地の維持に向け、役員や関係機関、部会員の協力をいただき、精一杯努めていきたい」とあいさつしました。

JAの渥美純一組合長は「引き続き適切な栽培管理で立派な梨を生産していただき、広く消費者に届けていただきたい」と話しました。

部会は81人が約34ヘクタールで「愛甘水」「甘ひびき」「幸水」「豊水」「あきづき」「新高」の6品種をリレー栽培します。23年度の総出荷量は約141トン(前年比80%)、総販売金額は約8700万円(前年比98%)でした。

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