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「へきなん美人」収穫が最盛期

  • 碧南人参部会

2024/1/9

  • 最盛期を迎え収穫される「へきなん美人」

県内最大のニンジンの産地碧南市で、冬ニンジンの収穫が最盛期を迎えています。1月から2月は、収穫量がピークを迎えるだけでなく、寒さが厳しくなることでニンジンが一番甘くなる時期です。JAあいち中央碧南人参部会は「へきなん美人」のブランド名で出荷。鮮やかな紅色と強い甘さがあり、ニンジン独特の臭みが少ないのが特徴。中京市場を中心に北陸・関西・関東方面に出荷しています。3月上旬まで総出荷量8000トンを見込みます。

今作は播種時期の大雨により一部で播き遅れや播き直しがありました。その後、暑さや乾燥で生育への影響が心配されましたが、数日おきに散水を行い、「へきなん美人」ブランドの名に恥じない品質に仕上がっています。

ニンジンは朝収穫するとひび割れの危険があるため、部会では昼からの収穫を中心としています。山中重信部会長の圃場では、専用の収穫機でニンジンを次々と引き抜き、作業を進めました。水洗い後、等階級ごとに選別、箱詰めしました。

山中部会長は「栽培するのに難しい環境が続いたが、手間をかけることで例年通りの高品質でおいしいニンジンができた。「へきなん美人」は、ニンジンが苦手な人でも、臭みがなく食べやすいので、野菜スティックやジュースなどで「へきなん美人」の甘さを感じてほしい。最盛期を迎え、たくさんの「へきなん美人」が出荷されるので、どんどん食べてもらいたい」と話しました。