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特産ニンジン 市長に出来報告

  • 碧南人参部会

2023/12/1

  • 「へきなん美人」をPRする禰冝田市長(中央)と
    山中部会長(左から2人目)ら関係者

JAあいち中央碧南人参部会は12月1日、碧南市松本町の碧南市役所を訪れました。山中重信部会長が禰冝田政信市長に同市特産ニンジン「へきなん美人」2ケース(1ケース10キロ)を市長に手渡し、冬ニンジンの出荷が始まったことや2023年産の生育状況などを報告しました。合わせてニンジンをジューサーで搾ったジュースやディップソースなどを紹介。へきなん美人を煮出した染料で染めた帯も披露されました。

表敬には、山中部会長のほか、部会員2人とJA役職員4人が訪問。23年産は台風の影響による播種の遅れや猛暑・干ばつによる生育の遅れがありましたが、10月以降は天候も安定。出荷は11月15日から始まっており、例年並みのスタートとなっています。現在は日量5000ケース前後の出荷となっています。

山中部会長は「台風や猛暑などあったが生産者の努力で立派なへきなん美人ができている。とても甘いニンジンなのでジュースやサラダなどで味わってほしい」と話しました。

碧南市は冬ニンジンの指定産地に認定されており、県内一の出荷量を誇ります。部会は117人が約118ヘクタールでニンジンを栽培。「へきなん美人」のブランド名で中京市場を中心に北陸や関西方面へ約8000トンの出荷を目指します。「へきなん美人」の出荷は1、2月をピークに3月上旬まで続きます。