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冬ニンジン 選別丁寧に

  • 碧南人参部会

2023/11/22

  • サンプルを見て出荷規格を確認する部会員ら

JAあいち中央碧南人参部会は11月21日、碧南市港本町にあるJA碧南営農センターで「2023年度産碧南冬にんじん目ぞろえ会」を開きました。目ぞろえは22日にも行われ、部会員や県、JAあいち経済連、市場関係者ら約80人が参加。市場情勢や出荷方法、出荷基準に関する申し合わせをした後、サンプルを手に取り、形状や大きさなどを確認しました。

2023年度産は、播種時期の大雨により一部で播き遅れや播き直しがありました。その後、暑さや乾燥で生育への影響が心配されましたが、数日おきに散水を行い、品質は良好。出荷は11月15日から始まっています。

部会の山中重信部会長は「有利販売につなげるために、情報を市場に伝えて出荷に臨んでいきたい。目ぞろえ会でしっかりと選別基準を身に付け、規格に合った『へきなん美人』をたくさん出荷してもらいたい」とあいさつしました。

部会は、同市南部地区を中心に117人が約110ヘクタールでニンジンを栽培。県内一の出荷量を誇ります。「へきなん美人」のブランド名で、中京市場を中心に北陸や関西方面へも出荷し、8000トンの出荷を目指します。出荷は1~2月をピークに3月上旬まで続きます。