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「刈谷の里芋」出荷スタート

  • さといも部会

2023/11/22

  • サトイモを収穫する眞野さん

JAあいち中央さといも部会では、子芋と孫芋をくっつけた状態で「刈谷の里芋」として出荷し、他産地と差別化しています。芋と芋の接着面は手作業で泥を落とさなければならないため手間はかかりますが、ユニークな形と切断面が少ないため新鮮さが保てることが評価されています。紙袋(1袋840グラム)に入れ、口を開けたまま段ボールに詰めて出荷します。

11月16日には、刈谷市東境町のJA旧刈谷ライスセンターで目ぞろえ会を開きました。部会員や市場関係者、職員ら7人が参加。サンプルで形状や詰め方、品質、選別調整方法など、出荷規格を確認しました。今年は、生育期に集中豪雨や長期の高温・猛暑などがあり土壌の乾湿の差が激しくやや小玉傾向でしたが、10月以降には気温が安定し生産者の適切な栽培管理により生育は回復。現在は同市内の学校給食用に使うサトイモを収穫しています。共選出荷は12月1日から始まる予定です。

同市西境町でサトイモを栽培する部会員の眞野篤司さんは「粘りが強く、ホクホクとしたおいしいサトイモができた。豚汁やけんちん汁にして食べるのがオススメ。たくさんの人に『刈谷の里芋』を食べて、好きになってもらいたい」と話しました。

部会は13人が約60アールでサトイモを栽培。出荷は12月~翌年1月をピークに、2月上旬までを予定しています。