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ハクサイ出番 需要期の鍋物刈谷市産ぜひ

  • 露地園芸部会

2023/11/14

  • サンプルを見ながら出荷規格を確認する部会員ら

JAあいち中央刈谷露地園芸部会は11月14日、ハクサイの出荷を前に、刈谷市東境町のJA旧刈谷北部ライスセンターで目ぞろえ会を開きました。部会員、市場関係者らが参加。サンプルで形状や等階級、選別調整方法など、出荷規格を確認しました。今年は定植作業が始まった9月上旬の高温で根痛みや害虫の大量発生による防除作業に苦慮しましたが、その後は高温障害もなく、概ね順調に生育し、品質も良好。出荷は例年より数日早く、11月15日から始まります。

セントライ青果の戸田勝さんは「気温が下がり、これから鍋料理などハクサイの需要が高まってくる。他産地も良好のため販売に苦戦しそうだが、地元のハクサイを売りたいという量販店の声もある。メイン階級でしっかりとそろえて出荷していただきたい」と話しました。

生産者は「規格に則った適期収穫を心がける。例年通り品質の良いものをつくりたい」と話しました。

同市北部地区は古くからハクサイ栽培が盛んです。出荷予定の部会員2人が、約70アールで栽培。12月中旬~下旬をピークに来年1月中旬まで、県内市場へ約4000ケース(1ケース15キロ)の出荷を見込んでいます。