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特産ニンジン 商品開発へ見学 「へきなん美人」学ぶ 愛知の栄養士専門学校生

  • 碧南人参部会

2023/8/21

  • 永井代表取締役(左)から播種機の説明を受ける学生ら

名古屋文理栄養士専門学校の学生ら4人は8月21日、碧南市特産のブランドニンジン「へきなん美人」の圃場を訪れ、最盛期を迎えている播種作業を見学しました。作業を紹介したのはJAあいち中央碧南人参部会に所属する株式会社棚久の永井千春代表取締役。

昨年度に同校独自の授業「食育指導」において、地域の特産物への理解を深める活動として「へきなん美人」に着目し、ピューレを開発しました。今年度は開発品の用途を拡げるため、JAや同市内企業などの「へきなん美人」の関係者に対し、商品化につなげるための活動成果の発表会を開く予定です。今回の見学は、実際の栽培の様子を見学することでさらに「へきなん美人」への理解を深めることが目的です。

学生らは永井代表取締役からニンジン栽培の歴史や年間を通しての作業について説明を受けたあと、専用の機械での播種作業を見学しました。学生らは始めて見る機械での播種作業に感嘆の声を漏らしました。「想像していたよりも機械化が進んでいた。畝を立てながら一度に4列も植えることができて、とても効率的だと感じた」「将来管理栄養士になって子どもたちに野菜について説明する際に、今回の見学は絶対役に立つと思う」と話しました。

永井代表取締役は「『へきなん美人』の魅力を伝えたい、広めたいという思いで協力した。知って興味を持ってもらえたら嬉しい」と話しました。
今後は9月に間引き作業、11月に収穫作業を体験する予定です。