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甘味十分 夏の果実 梨「甘ひびき」適期見逃さず

  • 梨生産部会

2023/7/21

  • 出荷規格を確認する部会員ら

JAあいち中央梨生産部会は7月21日、梨「甘ひびき」の出荷開始を前に、安城市赤松町のJA総合センター内管理棟で出荷目ぞろえ会を開きました。着色基準や選別規格、出荷方法などを説明し、持ち寄った「甘ひびき」の糖度測定、試食などをしました。

部会では、気象などの影響による生育状況に柔軟に対応するため、早生と中晩生品種に分けて目ぞろえ会を開いていますが、「甘ひびき」は栽培が始まって13年目と比較的短い品種で、収穫適期の判断が非常に難しいため、個別に開いています。

目ぞろえ会には、部会員やJA職員ら約45人が参加。部会事務局の若林花奈子さんは「軸やおしりが浅くなってきたり、種子表面の色が変わってきたりするので、収穫適期を見逃さずに作業を進めてもらいたい。未熟の玉と熟した玉を比べて、良質な『甘ひびき』を収穫してほしい」と説明しました。

JAファーマーズマーケットでんまぁと安城西部の近藤雅也店長は「5月下旬から消費者から『甘ひびき』の出荷時期について、お問い合わせをいただいている。『安城梨』にも注目が集まっているので、同部会に出荷いただいたものをしっかりと販売していきたい」と意気込みを語りました。

今年は、先の好天により着果良好で形もよく、その後も十分な日照量と適度な雨により順調に果実が成長しています。今後の日照増加と気温上昇で糖度が増すと思われます。平年に比べ5日程度早いスタート。病害虫の発生も少なく品質も良好です。

部会は、49人が約2.1ヘクタールで「甘ひびき」を栽培。栽培面積は拡大中で、生産量は約14トンを計画。出荷は26日から始まり、8月上旬までを予定。JAファーマーズマーケットでんまぁと刈谷南・安城北部・安城西部、産直センター「道の駅」デンパーク安城の4店舗で販売します。

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