JAあいち中央

トップページ

お問い合わせ

特産即売会に行列 碧南産クルクマ 花束を展示販売

  • 碧南クルクマ部会

2023/7/1

  • お好みの花束を選ぶ来場者

JAあいち中央碧南クルクマ部会は7月1日、クルクマの魅力や楽しみ方を多くの方に知ってもらおうと、碧南市江口町の碧南市農業活性化センターあおいパークで展示販売会「クルクマ・マーケット」を開きました。碧南市農業振興協議会が進める「おうちに花を飾りましょうプロジェクト」の一環。同部会による展示販売会は、昨年に続いて2回目です。

会場に展示したフラワーアレンジメントは、同プロジェクトに参加する碧南市内のフラワーショップ4店舗が、同部会が生産したクルクマを使って手掛けました。販売した花束は、各店舗がクルクマの魅力を引き出し、自宅用や贈答用など自由な楽しみ方を提案するアレンジとしました。オープン前から50人以上の行列ができる盛況ぶりで、来場者は生産者からクルクマの特徴や管理方法を聞きながら好みの花束を選んでいきました。

部会の林口勇部会長は「部会として栽培品種を増やしている中で、一般のお客さんに様々な色や大きさのクルクマを見てもらう良い機会になった。夏の花の中でも長く楽しんでもらえる品目なので、多くの人に飾って楽しんでもらいたい」と話し、フラワーショップ「Flower′s&Co.」の武保真紀子さんは「碧南市産のクルクマをたくさんの人に知ってもらいたい。クルクマは他の花とも合わせやすく、シチュエーションによって飾り方を変えられる。いろんな場所でいっぱいお花を飾ってもらいたい」と語りました。

クルクマは、東南アジア原産のショウガ科の植物で、暑さに強くハスの花に似ていることから、夏の仏花として定着しているが、日持ちが良く、明るい色の品種が多いことから、ブライダルやフラワーアレンジメントの花材としても人気があります。

部会は8人が約1.1ヘクタールの無加温ハウスで、苞葉がピンク色の「シャローム」を中心に、緑色の「チョコゼブラ」、白色の「モンブラン」など20品種を栽培。6月から10月にかけ、東北、関東を中心に甲信越、中京市場に約35万本の出荷を目指します。