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梅雨明け後の梨管理を指導

  • 梨生産部会

2023/6/29

  • 梅雨明け後の防除ついて説明する河村主任専門員

JAあいち中央梨生産部会は6月29日、安城市赤松町のJAあいち中央総合センターで梨の栽培指導会を開きました。部会員ら約60人が参加し、梅雨明け後の病害虫防除や7月下旬からの出荷に備えた樹上選果などの栽培管理を確認しました。

県西三河農林水産事務所農業改良普及課の河村直紀主任専門員が栽培管理のポイントを押さえながら説明。「平年に比べて病害虫の発生が抑えられており、初発の防除が効果的に行われたためだと考えられる。油断せずに雨前にはこまめに防除して、収穫を迎えてもらいたい」と話し、「収穫から逆算して、出荷できないと判断される果実を摘果してほしい。過度な乾燥では、肉質不良・生理障害が発生する可能性がある。梅雨明け後に雨が降らない場合は、定期的に灌水してもらいたい」と呼びかけました。

指導会後は、部会員らが現在の生育状況や今後の作業内容などを確認しあいました。

部会では、81人が約34.7ヘクタールで「愛甘水」「甘ひびき」「幸水」「豊水」「あきづき」「新高」の6品種を栽培しています。出荷は「愛甘水」が7月下旬から始まり、「新高」を最後に10月上旬まで続きます。安城梨として中京市場を中心に約170トンの出荷を目指します。

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