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夏に向け良品出荷 小玉スイカ本格化

  • 露地園芸部会

2023/6/6

  • 小玉スイカを収穫する永田さん夫妻

JAあいち中央管内の刈谷市北部地区で、特産の小玉スイカの収穫が本格化しています。JA刈谷露地園芸部会のグループ「SKI」が、7月上旬まで県内を中心に1万5000玉の出荷を予定しています。今年は5月の授粉期に雨天が多く、着果のバラつきといった影響があったものの、その後は気温も上がり、甘み充分の小玉スイカとなっています。

品種は「おおとり2号」。果肉は鮮やかな黄色で甘味が強く、皮が薄いのが特徴。重さは2.5~3キログラムで、直径は20センチメートルほどとこぶりです。中京市場を通じて大手量販店に流通する他、JAの産直センター刈谷北部やオンラインショップ「碧海そだち」で販売されます。

同グループの永田憲正さんは約50アールで小玉スイカを栽培します。朝7時から2人で1~2時間ほどかけて収穫しています。1玉ずつ丁寧に拭いた後、大きさや形を見ながら選別し、箱詰めします。永田さんは「例年通りのとてもおいしいスイカができたので、たくさんの人に食べてもらいたい。がぶりとかぶりついて、旬の味覚を楽しんでほしい」と話しました。