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“スイカの名産地”本番 小玉スイカ目ぞろえ

  • 刈谷露地園芸部会

2023/6/4

  • 小玉スイカを切って、糖度や色、果肉に隙がないかなどを
    確認する生産者ら

JAあいち中央刈谷露地園芸部会で特産の小玉スイカを出荷するグループ「SKI」は6月4日、刈谷市東境町の生産者宅倉庫で、目ぞろえ会を開きました。生産者や市場関係者ら10人が参加しました。

生産者らは、小玉スイカを並べて形状やキズ、出荷時の箱の詰め方などを入念に確認しました。今年は、4月中旬まで平年より気温が高かった反面、下旬以降は平年並みで推移し、病害虫の被害も少なく、順調に生育。スイカは積算温度で収穫時期が確定するため、4~5月の日照時間が平年より長かった今年は出荷終了時期が例年より早いと予想されます。

セントライ青果株式会社の藤野幸道さんは「今年も糖度、食味、外観の良い小玉スイカがそろっていると確認できた。多くの人に食べてもらえるように販売していきたい」と話しました。

6月3日には、同グループの全生産者の圃場を巡回し、出荷間近の小玉スイカを収穫。同市東境町の生産者宅の倉庫で、1玉ずつ切って糖度などを確認しました。糖度は10~14。

SKIでは、6人が約1.5ヘクタールで果肉の黄色い小玉スイカを栽培。甘味が強く、皮が薄いのが特徴です。切らずに冷蔵庫で冷やせる食べきりサイズのため、人気が集まっています。出荷は6月4日から始まり、7月中旬までの予定。1玉2.5キログラム前後で、1万5000玉の出荷を目指します。