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愛知タマネギ 高品質PR 新たまねぎの日 先取りイベント

  • 碧南玉葱部会

2023/4/9

  • 「へきなんサラダたまねぎ」を袋に詰める参加者ら

JAあいち中央碧南玉葱部会は、4月10日の「愛知の新たまねぎの日」を先取り、4月9日に碧南市江口町の農業活性化センターあおいパークで特産「へきなんサラダたまねぎ」のPRイベントを開きました。4月10日は、「41(良い)」「0(タマネギ)」と読む語呂合わせと、愛知県の新タマネギの出荷がピークを迎えることから、2011年にJAあいち経済連が日本記念日協会に登録しました。

同部会は、3月下旬~4月下旬の期間限定で、極早生タマネギの中から辛みの少ない品種を選び「へきなんサラダたまねぎ」のブランド名で出荷します。みずみずしくて辛味が少なく、水にさらさなくても生で食べられるのが特徴です。

イベントでは「へきなんサラダたまねぎ」の詰め放題とともに、おまけ付きのじゃんけんゲームを行いました。詰め放題を行った参加者が、じゃんけんで同部会の杉浦満男部会長に勝つと3個、あいこで2個、負けると1個のおまけを提供するとあって、大いに盛り上がりました。

詰め放題は、1袋300円で実施。約360組が参加し、生産者と協力しながら袋いっぱいに詰めていきました。碧南市の禰冝田政信市長も駆け付け、部会役員やJAの石川克則組合長らと共にイベントを盛り上げました。用意した1.6トンの「へきなんサラダたまねぎ」は約2時間で無くなりました。

参加者からは「毎年楽しみにして、イベントに参加している。生で食べて『へきなんサラダたまねぎ』の味を堪能したい」「袋に詰められるだけ詰めた。おいしいので、たくさんあってもすぐに食べれてしまう」など笑顔で話しました。

杉浦部会長は「関係各所のご協力もあり、絶好の行楽日和にイベントを迎えることができた。今作は冬の冷え込みで生育の遅れが心配されたが、2月中旬から暖かくなり、現在は品質の高い『へきなんサラダたまねぎ』が出荷できている。たくさん詰めて、食べてもらい、近所の方にも『へきなんサラダたまねぎ』のおいしさを伝えてもらいたい」と話しました。

部会では、142人が約100ヘクタールでタマネギを栽培し、県内一の出荷量を誇ります。「へきなんサラダたまねぎ」は生産者の約7割が約29ヘクタールで栽培。今後は、早生、晩生タマネギと品種を変えながら、6月末まで出荷が続く。総出荷量8000トンを目指します。