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梨授粉・摘蕾・摘花 春の作業しっかり 開花早そう

  • 梨生産部会

2023/3/14

  • 主枝の摘蕾・摘花について説明する河村主任専門員

JAあいち中央梨生産部会は3月14日、安城市内の3カ所で梨の栽培指導会を開きました。部会員ら約60人が参加し、授粉作業や摘蕾・摘花、病害虫防除など春先の栽培管理を確認しました。

県西三河農林水産事務所農業改良普及課の河村直紀主任専門員が栽培管理のポイントを押さえながら説明。「今年は平年に比べ暖かく、開花時期も早いと予想される。傾向としては2年前に近い。春は意外と雨が多いので、生育にあわせて摘蕾・摘花を進めてもらいたい」と話し、「これまでの傾向からすると、黒星病の防除は欠かせない。りん片脱落期と開花前後が防除としては最も効果的。交配作業に追われる中ではあると思うが、授粉樹もしっかりと消毒して、防除を徹底してほしい」と呼びかけました。

指導会後は、部会員らが現在の生育状況や今後の作業内容などを確認しあいました。

部会では、80人が約35ヘクタールで「愛甘水」「甘ひびき」「幸水」「豊水」「あきづき」「新高」の6品種を栽培しています。出荷は「愛甘水」が7月下旬から始まり、「新高」を最後に10月上旬まで続きます。安城梨として中京市場を中心に約170トンの出荷を目指します。

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