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クルクマ定植 順調 35万本出荷を計画

  • 碧南クルクマ部会

2023/2/24

  • 一つ一つ手作業でクルクマの球根を定植していく林口副部会長

JAあいち中央管内の碧南市で、クルクマの定植作業が順調に行われています。
JA碧南クルクマ部会では8人が約1.1ヘクタールのハウスで、苞葉がピンク色の「シャローム」を中心に、緑色の「チョコゼブラ」、白色の「モンブラン」など15品種を栽培します。「シャローム」が全体の6割を占めます。

クルクマは東南アジア原産のショウガ科の植物。暑さに強く、ハスの花に似ていることから、主に仏花として用いられるため、新盆、旧盆の需要に合わせて栽培されています。
部会では6月上旬から10月下旬まで、全国に約35万本の出荷を計画しています。

部会の林口勇副部会長は、碧南市照光町のハウス約13アールで主力品種の「シャローム」など7品種を作付け予定。2月24日には、肥料を施し整地した畑に、1畝に2列、約15センチ幅で、冬の間に養成したクルクマの球根を定植していきました。定植作業は1週間続き、その後は8月中旬の需要ピーク期に向けて灌水・温度管理などを進めていきます。

林口副部会長は「生育初期は発芽を促すために、水管理と地温の調整が最も重要になる。クルクマの需要が年々高まっているので、期待に応えられるように高品質なものを作っていきたい」と話しました。