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産地維持に「梨塾」 県職員ら説明会 生産者育成へ開講

  • 梨生産部会

2023/2/16

  • カリキュラムを説明するJA職員

JAあいち中央は2月16日、安城市赤松町のJA総合センター内管理棟で「梨塾説明会」を開きました。梨生産に関心のある12人が参加し、JA梨生産部会の部会員やJA、愛知県の職員が入塾条件や全体カリキュラムなどを説明しました。

「梨塾」は、JA管内の梨生産者減少に歯止めをかけ、産地を維持することを目的としています。4月から開講し、2年間のカリキュラムを通じて、部会に加入して出荷・販売する生産者を育成していきます。あわせて園地継承を進めていく予定です。今回新たに同部会を中心として県や市、JAを含めた関係機関との連携により、梨の新規就農者育成プログラムの実施が可能となりました。

同部会の寺島正憲部会長は「安城市内で梨生産者が減り、廃園が増加傾向にある。「安城梨」のブランドを守っていくために、ぜひ入塾してもらいたい」と話しました。

JA営農部の林口浩二部長は「安城市は梨の産地として100年以上の歴史がある。梨栽培は決して楽なものではないが、やりがいを感じられると思う」と話しました。

県西三河農林水産事務所農業改良普及課の河村直紀主任専門員は「栽培の習得が円滑に行けば、最短で来年12月の園地継承を見込んでいる。カリキュラム内の実習は、生産者と受講生のマッチングも兼ねている。梨生産は奥が深いので、知的探求心のある方にぜひ申し込んでもらいたい」と話しました。

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