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梨部会が総会 高品質めざす

  • 梨生産部会

2023/1/19

  • 新役員を代表してあいさつする寺島部会長(奥)

JAあいち中央梨生産部会は1月19日、安城市赤松町のJA総合センター内生活館で2022年度通常総会を開きました。部会員や県、市、市場関係者ら58人が出席。23年度事業計画や予算、役員選出など4議案を承認しました。

22年度梨品質改善共進会表彰では、出荷実績や収量、共撰出荷への貢献度などを総合的に審査し、優秀な成績を収めた6人と1支部を表彰しました。

最高位の知事賞には、安城市小川町の村井誠さんが輝きました。県西三河農林水産事務所農業改良普及課の河村直紀主任専門員は「今年度は明治用水頭首工の漏水がありとても心配されたが、梨の生育に対してはその影響はほぼ無かったと思われる。黒星病の発生は春から少なく推移したため全体として豊作傾向であった。引き続き黒星病の対策を徹底してほしい。近年は天候の不安定さが増し、一方で消費者からは安全で安心な農産物の関心が一層高まっている。この共進会を契機に栽培技術を高め、更に高品質な梨を生産していただきたい」と話しました。

新役員を代表して寺島正憲部会長は「高齢化等で部会員が減る中ではあるが、部会が元気で盛り上がるように頑張っていきたい」とあいさつしました。

JAの石川克則組合長は「この「安城梨」をしっかりブランド化し、産直での販売等を含めて販売力の強化に努めていきたい」と話しました。

同部会は83人が約35ヘクタールで「愛甘水」「甘ひびき」「幸水」「豊水」「あきづき」「新高」の6品種をリレー栽培します。23年度には梨栽培に関する新規就農者向けのセミナー「梨塾」の開講を予定しています。
22年度の総出荷量は約169トン(前年対比122%)、総販売金額は約8700万円(前年対比110%)でした。

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