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「へきなん美人」収穫最盛 出荷8000トン見込む

  • 碧南人参部会

2023/1/13

  • 箱詰めされる「へきなん美人」

県内最大のニンジンの産地碧南市で、冬ニンジンの収穫が最盛期を迎えています。1月から2月は、収穫量がピークを迎えるだけでなく、寒さが厳しくなることでニンジンが一番甘くなる時期。JAあいち中央碧南人参部会は「へきなん美人」のブランド名で出荷。鮮やかな紅色と強い甘さがあり、ニンジン独特の臭みが少ないのが特徴です。中京市場を中心に北陸・関西方面に出荷しています。3月上旬まで総出荷量8000トンを見込みます。

今作は、生育も順調に進んでおり、「へきなん美人」ブランドの名に恥じない品質に仕上がっています。

ニンジンは朝収穫するとひび割れの危険があるため、部会では昼からの収穫を中心としています。部会員の永井是充さんの圃場では、専用の収穫機でニンジンを次々と引き抜き、作業を進めました。水洗い後、等階級ごとに選別、箱詰めしました。

永井さんは「天候にも恵まれ、例年通りのおいしいニンジンができた。「へきなん美人」は、ニンジンが苦手な人でも、臭みがなく食べやすい。野菜スティックやジュースなどで、「へきなん美人」ならではの甘さを感じてほしい」と話しました。