トピックスレポート
刈谷市の加藤さん 福祉事業所とニラ販売 試食提供し取り組みPR
2026/8/22
来店者に農福連携の取り組みなどを紹介しながらニラを販売する
加藤さん(右)ら
刈谷市高須町のニラ生産者、加藤賢一郎さんと高浜市湯山町の株式会社ジョブスマイルサービス(愛知県指定障がい福祉サービス就労継続支援A型事業所)は8月22日、刈谷市小垣江町のJAあいち中央ファーマーズマーケットでんまぁと刈谷南でニラの店頭販売と試食提供を行いました。農福連携の取り組みをPRするとともに、地元産ニラの消費拡大につなげることが目的。同店で、農福連携により出荷した農産物を生産者と福祉事業所が協力して店頭販売するのは初めてです。
加藤さんと同社は2026年1月から、ニラの出荷調整作業を委託する農福連携に取り組んでいます。加藤さんが収穫したニラを同社へ持ち込み、利用者と職員が古い葉や傷んだ葉を取り除いた後、計量、結束する。加藤さんが袋詰めし、JA産直店舗に出荷しています。
当日は、来店者に農業と福祉が連携して出荷していることを伝えながらニラを販売。「ニラそぼろ丼」「ニラだれ冷ややっこ」「ニラのおひたし」の試食を提供したほか、8種類のレシピを紹介し、食べ方も提案しました。
加藤さんは「一人で農業を営んでいるため、これまでは次作の準備期間などに出荷できないことがあった。今ではその期間も出荷でき、助けられていることを改めて実感している。農福連携の取り組みを多くの人に知ってもらい、ニラをたくさん食べてもらいたい」と話しました。
同社の利用者は「自分が携わった商品が実際に売れるとうれしく、やりがいを感じた。これからもきれいにそろえることを心がけて作業したい」と意欲を示しました。
同社は、高浜市が取り組む市内の農業関係者、福祉事業所、JA高浜営農センターなどが参画する「高浜市農福連携推進活動」の一員。農福連携による出荷調整作業の委託を検討していた加藤さんから相談を受けたJAが高浜市へ協力を呼びかけたことをきっかけに、両者の連携が実現しました。
















