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暑さ乗り越え出荷 トマト本格化370トン 品質良好

  • トマト部会

2025/11/27

  • ひとつひとつ丁寧にトマトを収穫する近藤部会長

JAあいち中央管内の碧南市でJAトマト部会が栽培するトマトの共選出荷が本格化しています。今作は、8月中旬から9月上旬の定植以降も長引いた酷暑の影響で、出だしの一番・二番花の付きが悪かったため出荷の始まりは例年より遅い11月上旬となりました。出荷量が少ない状態が続きましたが、11月下旬から徐々に増え、品質は良好です。

近藤正孝部会長は、同市内で約55アールのハウスでトマトを栽培。生育の具合や色み、形などを確認しながら、ひとつひとつ丁寧に収穫しています。近藤部会長は「酷暑の影響で、出荷始めは小玉傾向だったが、現在は回復。しっかりと実の締まったトマトができている。生のまま食べるイメージだが、鍋に入れたりチーズと焼いたり、火を通しても楽しめるので、寒い冬にもたくさん食べてほしい」と話しました。

収穫したトマトは、同市港本町のJA碧南営農センター内トマト選果場に持ち込まれ、人や機械による品質検査を経て箱詰め、出荷されます。

部会は土耕やロックウールでの栽培に取り組み、部会員6人が約2.7ヘクタールのハウスで栽培。来年7月上旬までに約370トンを静岡方面や中京市場に出荷する予定です。