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「肥料袋で大根づくり」表彰式 金賞に富士松北幼児園児

  • 刈谷北部支店

2025/11/22

  • 入賞した肥料袋ダイコンと子どもたち

JAあいち中央刈谷北部支店は11月22日、刈谷市東境町の同支店で開いた「第15回刈谷北部支店『ふれあいまつり』」で、「肥料袋で大根づくり」の表彰式を行いました。この地域は古くから、冬場のダイコン栽培や切り干し大根作りが盛んです。ダイコン作りを通して、地元農産物や農業に関心を持ってもらおうと、畑がなくても手軽にできる肥料袋を使ったダイコン作りに10年以上前から取り組み、JA職員が指導する食農教育として定着しています。

肥料袋を使ったダイコン栽培は、同支店管内にある幼児・保育園や小学校の計4カ所で行われました。子どもたちは、9月にJA職員に教わりながら培養土を入れた肥料袋の2ケ所にダイコンの種を5粒ずつまきました。水やりや間引きなどの世話をしながら、1袋で2本のダイコンを育ててきました。

園や学校別に、JA職員や支店運営委員長らが審査し、3つずつ選定。まつり会場には、肥料袋で育てられた12人のダイコンがずらりと並びました。金賞には、富士松北幼児園のまぶちそらさんが輝きました。まぶちさんは『大きく育ってうれしい。お水たくさんあげた』と笑顔で話しました。

同支店の神谷三郎支店運営委員長は「どれも立派なダイコンで、上手に作れていた。お世話して観察する『作る』と『学ぶ』の体験から、地元特産のダイコンはもちろん、農業も“好き”になってくれるとうれしい」と話しました。