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産直利用増へ魚のせり体験 

  • でんまぁと刈谷南

2025/11/16

  • 魚の競りで盛り上がる会場

JAあいち中央ファーマーズマーケットでんまぁと刈谷南は11月16日、刈谷市小垣江町の同店舗で「魚の競り体験」を開き、約40人が参加しました。地域住民が同店舗を利用するきっかけとなり、地元農産物「碧海そだち」を選ぶ機会を増やすことが目的です。

同店舗に鮮魚等を卸している株式会社かね高が「魚が店に並ぶ前の仕事を知ってほしい」と発案し、昨年度初めて開かれました。2回目の今回は、個人が競り落としやすい量や内容に改善して行いました。

会場には、イワシやマトウダイ、ヒメ、ヒラメなどの地魚やタグ付きのズワイガニなど様々な種類の魚介類を組み合わせた47品が並び、魚と旬の「碧海そだち」で作る簡単レシピが掲示されました。本場の雰囲気を体感してもらいたいと、名古屋中央卸売場市場から競り人を招きました。

参加者は、商品を確認したり、「手やり」による競り方法を学んだりした後、競り体験に挑みました。競り人や周りの参加者との掛け合いを楽しみながら、狙った商品を競り落としていきました。商品は100円から7500円で全て競り落とされ、体験後には冷凍牡蠣の詰め放題が行われ、終始会場は盛り上がりました。

参加者は「指で数字の『5』以上を表すのが難しかったけど、楽しかった。狙った魚が落とせて大満足」などと笑顔で話しました。

同店舗の担当者は「魚を取り扱っていること、楽しいイベントがあることを多くの人に知ってもらえたと思う。参加者の多くは店内の『碧海そだち』にも関心を寄せてくれ、次回のイベントを期待する声もあった。これからも『碧海そだち』好きが増えるような、でんまぁと刈谷南でしかできないイベントを企画していきたい」と話しました。

「碧海そだち」とは、JA管内の碧海地域(碧南市・刈谷市・安城市・高浜市・知立市)で生産され、JAを通して販売される農産物の総称です。