トピックスレポート
親子農業体験 刈谷市に協力
- 営農改善組合とJAあいち中央
2025/11/8
営農改善組合とJAあいち中央
刈谷市は11月8日、同市東境町の体験農園で「親子農業体験教室」を開きました。同市では親子で触れ合いながら、野菜を作る楽しさや収穫の喜びを感じてもらおうと、東境地区営農改善組合とJAあいち中央の協力で、毎年、春夏と秋冬に農業体験を行っています。
市内から27家族約80人の親子が参加し、ダイコンとサニーレタスの収穫を楽しみました。この日収穫できなかった野菜は、12月末までに生育状況を確認しながら各自で収穫します。同農園で事前に収穫したダイコンと同組合員が提供したサトイモを使ったおでん煮の振る舞いも行われ、参加者は味が浸み込んだダイコンなどを堪能しました。
参加者は9月13日にダイコンの種まきとジャガイモの植え付けを、10月11日にサニーレタスの定植やダイコンの間引き、除草作業などを行ってきました。
同組合の丹村昇組合長は「自分で野菜を作ることで、大切に食べること、好きな野菜が増えることにつなげたい。農業従事者が減るなか、収穫体験が農業に関心をもつきっかけとなり、農業が職の選択肢に入るとうれしい」と話しました。
参加した親子は「ダイコンがすぽっと抜けて楽しかった」、「味がしみ込んだ大きなダイコンのおでんで、おいしかった」、「収穫したダイコンを、サラダやみそ汁、カレーなどいろいろな料理で楽しみたい」など楽しそうに話しました。
帰る際にはキャベツやブロッコリーなど6種類の野菜苗が無料で配られました。
















