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安城の子ども稲刈り 60人をサポート

2025/10/24

  • 稲を刈り取る児童ら

安城市柿碕町の安城市立志貴小学校5年生と1年生、志貴保育園の園児の計約60人は10月24日、同校学区内の同市尾崎町の田んぼでうるち米ともち米の稲刈りを行いました。

同校では、田んぼに生息する生き物観察等を通じて自然との共存を大切にする児童・園児を育てるため、冬の間も水を張る「冬水田んぼ」で農薬や化学肥料を使わずにさまざまな生き物の力を借りた米作りを行う「志貴っ子田んぼ事業」に取り組んでいます。同校学区内の農家や住民、地元企業、JAあいち中央などは、世話人やボランティアとして同事業をサポートしています。

児童らは世話人から鎌の使い方や刈り取った稲のまとめ方などの説明を受けた後、田んぼに入って稲刈りを楽しみました。刈り取った稲は、世話人と5年生が22日に作ったすげ縄を使って結び、はざかけしました。田植え後、草取りなど圃場管理にも携わった5年生児童は「水草があったり、稲を抜きそうになったりと草取りが大変だった。農家さんってすごいと思った」「一粒残らず食べたいから、大切に刈り取った」「最後まで大切に楽しくおいしく食べたい」と話しました。

世話人の神谷泰志さんは「楽しく体験しつつも、手間と労力がかかっていることを知って、大切にお米を食べてほしい」と話しました。
収穫した米は、餅つき大会や七草がゆの会などのイベントで使われます。