トピックスレポート
新規就農確保で議論
- 胡瓜生産部会
2025/10/17
意見を交わす参加者
JAあいち中央胡瓜生産部会は10月17日、安城市赤松町のJA安城中支店で「産地維持対策意見交換会」を開きました。部会役員や愛知県、安城市、碧南市、JAの職員の計17人が出席し、新規就農の取り組みなどについて意見を交わしました。
部会では、50人が約13ヘクタールでキュウリをハウス栽培しています。JAあいち中央とJA西三河による広域共計組織である西三河冬春きゅうり部会として、ブランドキュウリ「三河みどり」を共同出荷するほか、様々な品種を栽培しています。胡瓜生産部会員数は年々減り続け、JAあいち中央合併当初(1996年)の100人以上から30年で半数以上減りました。
この日は、県や市から新規就農に対する相談体制や補助金制度、就農実績などが、JAあいち中央からは、胡瓜生産部会の現状やJAの他品目の部会で行われている産地維持対策のための研修体制などが説明されました。今後、関係各所が協力し合い、部会が中心となって産地維持のための対策を練っていきます。
胡瓜生産部会の川隅遼太部会長は「地域農業として残っていくためにはどうしたらいいか考えないといけない。ハウスの継承や研修の受け入れなど、やりたい人が始めやすい体制を整えることは必要。今後、部会で話し合いを進め、方向性を決めていきたい」と話しました。
関連リンク
















