トピックスレポート
大粒ラッカセイ 伊藤さん最高位 2025年度ジャンボラッカセイ品評会
2025/10/10
外観や種実の大きさ、充実度などを確認する審査員
JAあいち中央高浜営農センターは10月10日、2025年度ジャンボラッカセイ品評会を高浜市本郷町の同センターで開きました。栽培技術や品質の向上、ブランド化の推進が目的で、今年で9回目。同市内の生産者から40点の出品があり、最高位の高浜市長賞には、同市向山町の伊藤詠子さんが選ばれました。
JAの渥美純一代表理事組合長は「今年の夏は気温が高く、雨が少ないという厳しい気候だった。生産者は栽培管理に苦労されたと思うが、立派なジャンボラッカセイが多く出ている。高浜のジャンボラッカセイが広く知られ、多くの人に食べてもらえるようにしていきたい」と話しました。
品評会では、高浜市、愛知県西三河農林水産事務所農業改良普及課やJAの職員ら4人が外観や種実の大きさ、形、色、充実度を審査しました。同課の山科裕子専門員は「形状、そろいなど品質が良いジャンボラッカセイが出品されている。中でも特に、形が大きく、外観・実の色が良い、しっかりと実が詰まったジャンボラッカセイが選ばれ、生産者の技術の高さがうかがえた。今後も市の特産として一層ブランド化が図られるように県も支援していく」と講評を交え話しました。
同市では14年に、ジャンボラッカセイを特産にしようと、栽培に関心のある生産者へ種を配布するなど支援。それを機に、本格的に作付けが始まりました。
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