トピックスレポート
秋の鉢物 市場関係者にPR 丹精した植物魅力伝える
- 安城市温室園芸組合
2025/10/9
できあがった料理の見た目や味などを審査する野澤常務(中)ら
JAあいち中央安城市温室園芸組合は10月9日、安城市赤松町のJA総合センター内生活館で生産者と市場関係者らによる商談会「秋の見本市」を開きました。見本市には、19人の生産者がブースを設け、シンビジウムや和物、観葉植物などの秋から年末年始に向けた商品を展示しました。商品をPRし、商談につなげることを目的に、毎年10月と3月の年2回、開いています。
全国から集まった市場担当者や園芸店仕入れ担当者約30人にJA管内産の商品をPRしました。市場担当者らは求める商品を探し、写真を撮りながら生産者と熱心に情報を交換しました。生産資材メーカー6社もブースを出店し、培養土、鉢などの園芸資材に加え、強度の高いハウス用フィルムやハウス内の鉄骨柱の温度を低減する資材などを同組合員に紹介しました。
同組合の杉浦素直組合長は「今年も猛暑が続く中、頑張って育ててきた植物を秋冬に販売していけるように魅力を伝えていく。市場の方からは消費者のニーズを聴き取り、栽培に活かしていく。全国各地から安城市に来ていただけることは本当にありがたい。これからも期待に応え続けられるよう、生産者全員が一丸となって品質維持・向上に努めていく」と話しました。
同組合は42人が所属し、JA管内で花苗、鉢花、観葉植物、洋ラン、和物、切り花などの多種多様な花き類を栽培しています。それぞれ栽培している品目が異なるため個々での販売となりますが、PR活動や即売会などでは組織として一丸となり、消費者と直接交流できる活動を行っています。
















