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力合わせて稲刈り

2025/10/8

  • 稲を刈り取る児童

安城市立桜井小学校5年生約140人は10月8日、安城市小川町の田んぼで稲刈り体験を行いました。同校では、2022年から米づくり農業体験学習プログラムを行っています。農産物を育てる体験を通じて、地域農業の振興と理解を拡げ、子どもたちの健やかな成長と健全な食生活を実現することが目的です。

指導に当たったのは、同市小川地区、三ツ川地区の農業者を中心に構成される小川農用地利用改善組合と三ツ川農用地利用改善組合、同校管内の水稲生産者とJAあいち中央桜井支店の職員合わせて12人。稲の品種は、市内小学校の学校給食に使われている「あいちのかおり」。

児童は、生産者から鎌を使う上での注意点や稲の刈り方などの説明を受けた後、ほ場へ移動し、3人一組で稲刈りを行いました。稲を刈り取る人、刈り取った稲を束ねる人、束ねられた稲をコンバインへ運ぶ人と役割を分担し、ローテーションしながら楽しく収穫しました。稲刈り体験後はコンバインによる収穫作業の実演を見学しました。

同校の関係者は「今日は、自分たちが田植えをした稲を収穫するため、稲の成長を感じられると思う。収穫を迎えるまで、生産者の方々が稲をお世話してくださった。感謝の気持ちを持ちながら、収穫してほしい」と児童に呼びかけました。

児童は「鎌を使って稲を刈り取るのは想像以上に難しかった」「機械による収穫は手作業に比べるととても速く、機械のおかげでたくさんお米を作れるようになったのだと知ることができた」と話しました。