トピックスレポート
地域農業振興へ 5市長に要望書
2025/10/7
三星市長(左)に要望書を手渡した渥美代表理事組合長(中)と
犬塚安城地区担当理事(右)
JAあいち中央は10月7日から20日にかけて、JA管内5市(碧南市・刈谷市・安城市・高浜市・知立市)の市長に、地域農業の振興に関する要望書を手渡します。7日には、安城市桜町の安城市役所でJAの渥美純一代表理事組合長と犬塚正夫安城地区担当理事が三星元人安城市長に、刈谷市東陽町の刈谷市役所でJAの鈴木重幸経済担当常務と鈴木勝之刈谷地区担当理事が稲垣武刈谷市長に、それぞれ要望書を手渡しました。
農業をとりまく環境はいくつもの問題が複雑に絡み合い、農業者・組合員・JAだけでは地域農業の振興、農業環境の整備など農業者の要望に応えることが難しい状況にあります。そのため、JAでは毎年、農政対策協議会や地区農政対策委員会を通じて農業者・組合員及びJAの要望を集約し、行政に働きかける機会を設けています。この活動は、JA合併前の旧安城市農協時代から続けています。
2025年度の要望事項では、従来からの「優良農地の保全」や「農産物の生産コスト高支援」等の項目に加え、新たに「地域計画の更新」や「都市農業の振興」、「高温対策への支援」などに関する項目を追加した13~17項目を記載しました。
渥美組合長は「要望書には農家の想いが詰まっている。地域農業を守るためには、市の協力が必要不可欠。可能な限り応えてもらえるとありがたい」と話しました。
JAでは、「未来へつなぐ「農業」と「地域」の持続的発展~創造的自己改革のさらなる進化~」をメインテーマに、第8次中期計画を実践しています。合わせて、営農振興ビジョン「豊かな農業の実現」を目指し、農業者の所得増大、生産基盤の維持・拡大、農を通じた地域連携と活性化を進めています。
9日には知立市に、15日には高浜市に、20日には碧南市にJAの役員が出向き、市長に要望書を手渡します。
















